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シーシャ屋の開業に必要な許可や免許と取得の方法まとめ

目次

シーシャ屋の開業で必要な許可証

  • 食品営業責任者
  • 飲食店営業許可
  • タバコ小売り販売許可or出張販売免許
  • 深夜営業許可※条件あり
  • 防火管理者※条件あり

食品衛生責任者

食品衛生瀬金車養成講習会を受講すると取得できる

飲食店営業許可

管轄する保健所や担当者によって要件が異なってくるので、事前に保健所で確認しておくのがよいです。

  • 食品衛生責任者の配置
  • 保健所が指定する設備や環境をクリアする

最低限必要な設備の条件

  • 作業場
  • 壁・天井
  • 照明
  • 冷蔵庫
  • 食器棚
  • 流し、シンク
  • 手洗い設備
  • 換気扇
  • 窓、網戸
  • 給湯設備
  • トイレ

実際に保健所で聞いて知ったこと

  • 給湯器の設置は任意になった
  • バー営業で洗い物が少なければ1槽シンクでOK
  • 手洗いの蛇口は手以外で操作できること(手首とか肘で操作できるレバータイプのもの)

タバコ小売り販売許可or出張販売免許

下記のどちらか1つあればOK

  • タバコ小売り販売許可
  • 出張販売免許

タバコ小売り販売許可

製造たばこの小売りができる。提供OK。日本たばこ産業株式会社に申請する必要があり、様々な規定をクリアしなければならないため、取得のハードルが高い。

許可申請の詳細や書類については、「財務省の製造たばこの小売販売業の許可」ページから確認できる。

管轄財務(支)局を確認する場合は、「財務(支)局担当課一覧表」を参考にする。

分からないことがあれば、近くの財務(支)局の担当課に連絡。

・特定小売販売業(劇場、旅館、飲食店、田規模な小売店舗、駅、事務所)
・一般小売販売業(特定小売販売業以外の小売販売業)※シーシャの場合はこっち

必要書類リスト

  • たばこ事業法施行規則別紙様式第17号(記入例はこちら
  • 賃貸契約書または同意書(賃貸の場合)(同意書の記入例はこちら
  • 誓約書(たばこ事業法施行規則別紙様式第19号)(記入例はこちら
  • 法人の登記事項証明書(3ヶ月以内に発行)
  • 定款又は寄附行為
  • 予定営業所の位置を示す図面(記入例はこちら
  • 二十歳未満の者の喫煙防止に係る誓約書(たばこ事業法施行規則別紙様式第18号)(許可申請者以外の者が営業又は管理を行う場所に自動販売機を設置しようとするとき)
  • 申請者の要件
  • 場所の要件
  • 取り扱高要件
環境区分繁華街A繁華街B市街地住宅地A住宅地B
指定都市2550100200300
市制施行地50100150200300
町村制施行地150200300

申請から決定までに2ヶ月程度かかる。(実際私が申請したときは4ヵ月かかりました…)

個人的に気になることをJTに確認してみたところ・・・
※管轄地域によって変わるかもしれないので、念のため確認してくださいね。シーシャは飲食店になると思うけど、販売形態では「特定小売販売業」に該当しないのか?

大規模施設でないから一般小売販売業に該当するとのこと。取扱予定高が月間4万本とあるか、シーシャの場合どう計算されるのか?

一般小売販売業に該当するので、とくに記載不要とのこと。物件契約前に申請するには?

同意書があれば問題ない。現地調査の際に立ち合いが必要になるので、事前に物件管理者に話しをしておくこと。

出張販売免許

参照:財務省 製造たばこの小売販売業の許可
参照:一般社団法人日本たばこ協会 小売販売許可の申請方法

製造たばこの小売販売業の許可を取るまでの流れ

小売販売業の必要書類の申請

調査

必要書類を提出した後、担当地域の日本たばこ協会JTから電話がかかってきます。

日程を調整し、許可がおりるのかの調査を行います。

許可証の受理

審査が通ると許可証が届きます。

私の場合、書類申請から約150日(4ヵ月)ぐらいかかりました…

スムーズに進めば2ヶ月程度で審査が通るようなのですが、そのときの事情によっては1~2ヶ月伸びることもあるそうです。

登録免許税の納付

必要書類の提出と営業チェック

実際に営業されているかの確認と、日本たばこ協会から営業しているのかの簡単なチェックが入ります。

たばこ出張販売許可でシーシャを開業する流れ

製造たばこの小売販売業の許可を取得できなかった場合「たばこ出張販売許可」を取得する必要があります。

小売販売業の許可がある業者を見つける

  • 自社の別店舗から出す
  • シーシャ屋にお願いする
  • 町のたばこ屋さんにお願いする
  • 行政書士に依頼して、紹介してもらう

出張販売許可の必要書類の提出

  • 申請書
  • 物件管理者の許可が分かる書面
  • 販売場所がわかる図面
  • 小売販売業者からの業務委託契約書(※他社の協力がいる場合)
  • 二十歳未満の者の喫煙防止に係る誓約書(※自販機置く場合)

を「小売販売業の許可を受けている営業所の最寄りの日本たばこ産業株式会社の支社」に提出します。

つまり、出張販売許可を取得しようとしている場所が大阪であっても、小売販売業者が東京なら、日本たばこ産業株式会社の東京支店に提出すること。

(出張販売許可の近くの日本たばこ産業株式会社ではないので注意)

調査

出張販売許可の必要書類の提出後に、日本たばこ産業株式会社から電話かかってきます。

内容としては、物件調査のための日程のすり合わせです。この際に分からないことを聞いておくのがおすすめ。

私が確認したことは以下2つ。

  • タバコを扱う状況が分かること(シーシャパイプや灰皿などあること)
  • タバコの保管状況が外部から見えないこと

が審査の要件として大事そうでした。

参照:製造たばこの小売販売業の出張販売の許可

許可証の受理

実際に許可が出るまで、1ヶ月ちょっとかかりました。

シーシャ屋を開業するまでの注意点

行政書士とかに外注せずに、個人で開業する場合は、営業開始まで半年ぐらいは見ておいたほうがいいかもしれません。

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